絶景中の絶景、是非見てほしい最高の庭園「白鳥庭園」
名古屋には名所旧跡などが多数ありますが、その中でも美しく最高の庭園と呼ばれる白鳥庭園は、中部地上をモチーフに作られた池泉回遊式庭園として全国にその名をはせています。
中部地方の地形として、築山と御嶽山、木曽川とその水が流れ込む池に伊勢湾を見立て、源流から大海まで続く水野風景を作り出している水の物語がテーマとなった池泉回遊式庭園です。
巨岩や滝など様々な技術によって創られているこの源流風景や、美しき清流が流れる様を表した渓流風景、秋になるとこの景色を覆う様に楓の紅葉を見ることができます。
まさしく深山幽谷のイメージを持ったこの白鳥庭園は、1年を通じて日本の四季を最高に美しい水の物語と共に見る事の出来る場所なのです。
清羽亭で楽しむ茶の湯で癒しのひと時
元々アクティブな私なのでこういう場所は似合わない・・・と友達からいわれそうなのですが、実はこういう日本の庭園技術が施された場所が非常に好きなのです。
たまに父と母を連れて、というか両親に連れられて、この庭園にある清羽亭で茶の湯を楽しむなんていうこともしているのです。
清羽亭は白鳥庭園の中央部分に位置する水の流れのほとりあたりに作られている施設で、京都の数寄屋大工さんと尾張大工が協力して作ったというめったに見る事の出来ない建築物なのです。
自然素材を贅沢に利用した本格的な数寄屋建築は、本当に美しく、外観は白鳥が舞い降りてきた姿を模しているといいます。
母屋の広間、二つの茶室、名明日にある立礼席で茶の湯を頂くことができるのです。
こういう経験は少々窮屈に感じますが、落ち着いた空間で静かに時を感じるという機会も、現代少なくなっていると思うので、私は割と行きたい!と思う方です。
四季を通じて美しく楽しめる
白鳥公園は四季を通じ、それぞれの季節で違う顔を見せてくれるので、いつ来ても新鮮な気持ちになります。
ここではよく日本文化に親しむというようなイベントも行われているので、機会があればぜひ遊びに行ってみるといいでしょう。
土曜日はガイドツアーがおこなわれていますので、この庭園の歴史やどのように作られたのかなどを説明してもらえて、ますます楽しく過ごせます。