みなさんはアクセサリーを日頃身につけますか?
大人の女性ならメイクと同じくらい、アクセサリーをつけることは、当たり前になっている方が多いと思います。
私の場合も日頃からゴールドやシルバーのお気に入りのリングとピアスを身につけています。
そんなゴールド・シルバーのアクセサリーの悩みがありました。
それはいつの間にかだんだんと表面が曇っていくことです。
もちろん、お風呂に入る前には外し、寝る前には軽くふいていました。
しかしその方法だけでは足りなかったのです。
そこで今回は、黒ずんでいったアクセサリーの輝きを取り戻す方法について私が実践しているやり方を紹介していきます。
アクセサリーが黒ずむ原因
どのようなアクセサリーでも使っていると徐々に黒ずんでしまいます。
これは金属ごとに異なる原因があるため、それぞれ素材の種類ごとに見ていきましょう。
ゴールドアクセサリーの場合
ゴールドアクセサリーの場合、使用されている金の純度によって変わってきます。
金は本来、酸化による変色はしません。しかし、アクセサリーに使われる金は強度を持たせるために割金と呼ばれる他の金属(銀や銅など)が混ぜられています。
この金以外の金属が硫化を起こし黒ずみが発生するわけです。
定期的にクリーニングを行えば、輝きを取り戻せますが、金は柔らかいため、傷や歪まないように注意しなければなりません。
シルバーアクセサリーの場合
空気中に含まれる微量な硫化水素や、人間の皮膚や温泉に含まれる硫黄が付着すると、銀は硫化し黒ずんだ膜で表面を覆ってしまいます。
塩化も黒ずみの原因で、塩素系漂白剤や塩素系消毒液がついてしまうと一気に黒ずんでしまうので、注意が必要です。
金や銀のメッキ加工されたアクセサリー
比較的安価で販売されているメッキ加工されたアクセサリーは、硫化や塩化以外の原因として経年劣化によりメッキがはがれてしまいます。
メッキがはがれてしまうと、個人で元に戻すことは難しいので、販売業者やアクセサリーのリペアを行うショップに相談しましょう。
アクセサリーの黒ずみを落とす方法
黒ずみの原因がわかったら、あとはメンテナンス方法!
用意するものは以下の5つ。
- 金みがきクロス or 銀みがきクロス
- 中性洗剤
- 柔らかい毛の歯ブラシ(使用済)
- 重曹
- アルミホイール
アクセサリーについた黒ずみを落とす方法について、それぞれ素材別に見ていきます。
ゴールドアクセサリーの場合
着用後、眼鏡ふきやガーゼなどの柔らかい布で、汗やほこりを拭き取ってあげるだけでも黒ずみを防げますが、すでに黒ずみがでてきてしまったら、中性洗剤を薄めたぬるま湯に5分ほどつけ置きしてください。
そうすると黒ずみが浮いてくるので待ちましょう。しっかりすすげばキレイになります。
それでも落ちない黒ずみは軽くブラッシングしてください。しかし力を入れすぎるのはNGです。
24金など純度が高いほど傷つきやすいので、力加減には注意しましょう。
シルバーアクセサリーの場合
普段から柔らかい布で乾拭きしておくことが大切です。外したら必ずふく習慣をつけましょう。
宝石や、いぶし銀加工がなければぬるま湯で薄めた中性洗剤に、5分ほどつけ置きすると黒ずみを落とせます。
柔らかい布でよく水分をふきとり、風通しの良い場所に1日は置いておきましょう。
メッキ加工されたアクセサリーの場合
重曹とアルミホイルで黒ずみを落としましょう。容器にアルミホイルをしいて、重曹をティースプーン一杯入れます。
ぬるま湯を注いでよくかきまぜ、アクセサリーを投入すると5分ほどで変色がキレイになっていきます。
最後に水でよくすすぎ、よく乾かせば完了です。
私の失敗談
今はこの方法で、いつもきれいな輝きのアクセサリーを身につけることができていますが、実はその前に「失敗しちゃったな」と思うことがあります。
黒ずんでしまった金のアクセサリーを目の前に「お気に入りだったのに、もう手放すしかないのか……」と買取店に査定に出したら、とてもいい値段がついたのでびっくり!
その時は、いつか購入したいと思っていたブランドのネックレスがあったので、思わずその値段で売ってしまいました。
けれどゴールドやシルバーはそれ自体に価値があるので、たとえ表面が汚れていようと金の相場価格によっては、高額で引き取ってくれるということに気づきました。
「ちゃんと汚れを取っていれば手放さなくてもよかったかも……」と少し後悔の念が出ましたが、そのおかげで大好きな新しいアクセサリーと出会い、メンテナンス方法も知れたので、これで良かったのかもしれません。(ポジティブ!)
金やシルバーの貴金属は「腐っても鯛」なんだなーって実感しました。
もし、つけずに、たんすの中にしまい込んだままの貴金属があれば、一度買取店に査定をしてもらうことをおすすめしますよ。