名古屋の名所を紹介しましょう!「熱田神宮」
みなさんは熱田神宮をご存知でしょうか。
名古屋でも有数の歴史的建造物であり、古くから名古屋市民には熱田さんという呼び名で親しまれてきている名社です。
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創建は景行天皇43年といわれ、1900年以上もの長き間、この名古屋の地を守ってきてくれています。
この場所に来ると、私も心から清められているような気がしますし、これから頑張っていかなくちゃと英気を頂ける場所なのです。
熱田神宮の拝殿奥にある社殿が本殿であり、ここにご祭神となる熱田大神がお祀りされています。
三種の神器の一つといわれる草薙神剣を神体とする天照大神が熱田大神です。
草薙神剣とはどういうものなのか
三種の神器というとどういうものなのか、私もふわっとしか覚えていないので(勉強したはずなのですが・・)ちょっと調べてみました。
正式名称は天叢雲剣というもので八岐大蛇の尾から出てきたとされる太刀の事です。
皇位継承のしるしとされる三種の神器の一つとして日本武尊に授けられ、日本武尊が賊に焼き殺されそうになった時、この神剣が「草を薙ぎ倒したことで」事なきを得た、ということにちなみ草薙神剣と呼ばれるようになったとされています。
なぜこの地に草薙神剣があるのかというと、現在の名古屋市緑区大高町火上山に草薙神剣を留め置かれ、三重にてお亡くなりになったとされているからです。
妃の宮簀媛命熱田の地に御鎮座したことでこの熱田神宮の創祀とされています。
熱田神宮はこうした歴史を持っていることから、伊勢神宮に次ぐ国家鎮護の神宮ということで、古くから崇敬される神宮となっているのです。
神聖な気持ちになれる境内
私が熱田神宮を訪れても、何となく気持ちがきれいになっていくというか、清められているという感覚を覚えます。
樹齢千年を超えるという大木、楠が生い茂るような境内は非常に美しい空気が流れているように感じます。
宝物館には皇室、また全国各地から寄せられた奉納品が収蔵されており、その総数は6000点以上とされています。
このうちの170点以上が国、また愛知県の指定文化財です。
宝物館では刀剣類や古神宝類、熱田本日本書紀、法華経涌出品など数々の品を見ることができるので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
2012年からは熱田大神の荒魂の祀られる同社「一之御前神社」が公開されています。
神様が穏やかなお姿をされていることを和魂と呼びますが、荒魂はその真逆にあるもので、非常に勇壮な神威を表される働きを讃える言葉とされています。